ローベルト・ヴァルザー(Robert Walser)【著】
若林 恵【訳】
【目次】
ヤーコプ・フォン・グンテン
フリッツ・コハーの作文集
訳者後書き
これはもうヴァルザーだけのものだ!
読み手を震わせ、不安にし、そして幸福にする。
まだヴァルザーのことを知らない読者に彼のことをわからせようとする者にはいくらでも素晴らしい喩えがある。散文におけるパウル・クレー? それほど繊細で、狡猾で、得体が知れない。スティヴィー・スミスとベケットをミックスしたような書き手? 上機嫌で、愛想のよいベケットだ。クライストとカフカのミッシング・リンク。(スーザン・ソンダク)
[四六判・260頁]